Posts categorized "書籍・映画・TV"

Aug 29, 2007

サンタクロースが歌ってくれた

サンタクロースが歌ってくれた

 今、家の模様替えというか、子供のスペースを空けるために部屋を整理しているのですが、そんな中こんなものが出てきました。これだけ見て分かったあなたはなかなかのマニアです(笑)
 これは、演劇集団キャラメルボックスの1989年初演の舞台『サンタクロースが歌ってくれた』の小説と公演を収録したビデオです。私は、キャラメルボックスの舞台の中でもこれが一番好きでして。でも、舞台でのシナリオよりも、小説の方が私は好きかな。やっぱり、舞台の後に書かれたものなので、ちょっと練り直してるんですよ。あとは、時間的な制約もないということで、舞台よりもちょっと奥行きのある話になっています。既に絶版なのですが、もし古書店等で見かけたら、是非一度手に取ってみて下さい。そうそう、収録ビデオの方も、もう販売は終了しているんです。これは、サポーターズクラブ向けに在庫一掃セールで販売されたときに買ったもの。それほど昔の公演ってことですね。

 あらすじは、「クリスマスイブに鈴子は芥川龍之介と平井太郎(江戸川乱歩)を主人公とした探偵映画「ハイカラ探偵物語」を見に行ったのだが、その中で犯人である怪盗黒蜥蜴が突如映画の中から逃げてしまう。犯人は自分ではないというのである。そして、それを追って映画のキャラクタ達が次々とスクリーンから飛び出す。かくして彼らは鈴子とその友人雪美とともに、真相を求めて東京中を駆けめぐる。タイムリミットは、上映終了までの120分!!」といったもの。ちなみに、小説だと、演じた役者の名前がそのまま登場人物の名前として登場します。「上川隆也」とかね。ハイカラ探偵物語の作者なんか、そのままこの本の著者である「成井豊」ですし。
 とにかくね、オススメなんですよ。この小説、なんで絶版になっちゃったのかな。

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Jun 21, 2007

暁の女神ヤクシー

 久々に小説を紹介したと思ったら、角川スニーカー文庫(笑) いわゆる、ライトノベルです。
 この本は、高校生の頃に読んだもの。私は高校生の頃からSF小説にはまってましてね。これもその一環で、衝動買いしたのがきっかけでした。でも、意外とこれがあたりでね。面白かったんです。

 ライトノベルとはいえかなりシリアスな内容で、田中芳樹さんあたりが書いていてもおかしくないようなもの。舞台は遙か未来、かなり文明が発達した時代。文明が発達しすぎて人々は逆に文明を捨て、退化しているという設定。私はこの小林めぐみさんという方の小説は初めて読んだのですが、この方はこういう緻密でシリアスな設定をされる方なのでしょうか。私はそういうのがリアリティがあって好きなので良かったかな。インド周辺の伝統的な宗教観が全体的に流れていて、独特の雰囲気が流れています。SF好きにお薦めの本。

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Jan 16, 2007

今週、妻が浮気します

 今日からドラマが始まりましたね。私は、残念ながら観られませんでしたが。
 ちょうど3年前。確か、ネット上で『電車男』がだいぶ知れ渡った頃のBBSでの出来事だったかと思います。相談事を書き込むと、それに対して閲覧者がアドバイスをくれるというタイプの掲示板があるのですが、これはまさに、その掲示板に書き込まれた相談事の話です。
 『今週妻が浮気します。』というタイトルのそれは、実に悲痛な書き込みでした。私は本ではなく、原文の方を2年前に読みました。なんとも、来るものがある内容でした。事実であり、リアルタイムであるという緊迫感が伝わってきたからでしょうか。

 ドラマがどう演出されるのかはわかりません。原文自体はたいした長さのものではないので、そのほとんどは原文には準拠しない内容でしょうし。しかし、こちらは一読する価値はあると思います。

 なお、引き続き第三回 私の今年10大ニュースを募集しています。こちらもよろしくお願いします。

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Jan 13, 2007

スクールウォーズHERO

 先日、深夜にやっているのを観てしまいました。いわずと知れた、有名なノンフィクションドラマのリメイク映画です。

 1974年の伏見第一工業高校ラグビー部が舞台で、荒れた高校生を熱血教師が熱い指導で更生させていくという、かなりベタなシナリオなのですが、これがどうしてなかなか、いい話なのです(^o^)
 主演の照英さんの熱血教師ぶりが、なんともハマリ役でした。ただ、シナリオ的にはこの先生の成長物語でもあったようなのですが、それがあまりうまく表現できていないところが残念だったように思います。

 しかしねえ、こんなに生徒をバシバシ殴る教師、現在はいませんよね。というか、いたらおそらく免職になってしまっているでしょう。作中でも、一度自宅謹慎になってますし。しかし、殴らないとわからないことっていうのもありますよね。私も子供の頃、親父によく殴られました(^^; 本当は家庭で対処しなきゃいけないんでしょうけれど。

 なお、引き続き第三回 私の今年10大ニュースを募集しています。こちらもよろしくお願いします。

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Dec 01, 2006

ALWAYS 三丁目の夕日

Always 久しぶりに映画を観ました。
 漫画『夕焼けの詩 -三丁目の夕日』を実写映画化した作品。吉岡秀隆が主演で、特に一本筋の通ったストーリーがあるわけではなく、しっかりした基本設定と、時間軸としての東京タワーがあるのみだけの作品。こういう作品は、気を抜くとダラダラとしてしまうおそれが多いだけに、成功するととても面白い作品になります。この作品は、久しぶりに面白いと思った映画でした。
 舞台設定は、東京タワーが建った昭和33年。今からおよそ50年前の設定です。作中で、時代を連想させるため、オート三輪が出てきたり、テレビ、冷蔵庫が初めて登場したりします。

 舞台設定は私の両親がまだ物心付くか付かないかくらいなので、私が知っていることはもちろんないのですが、なんとなく懐かしくなってしまう奇妙さがあります。私はこの約20年後に生まれるわけですから、多少は残っていた部分があったからでしょうか。それとも、それが本来日本人がもっているものだからでしょうか。少なくとも、私は、今の日本は異常だと思う感性があります。

 そういえば、この映画を観て「寅さん観てるみたい」と思いました。



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Oct 12, 2006

タッチ

タッチ 概ね、面白かったです。しかしね、やっぱり思い入れのある作品。気にくわないところはあります。「そこは、『すき焼き』じゃなくて、『ちらし寿司』だろう」と突っ込みを入れていたときは、まだ良かったです。
 時間的な制約もあるし、映画は原作を忠実に再現するものではないので(映画監督も作り手ですから)、ある程度は納得できます。しかし、納得できないこともあります。それが一番強かったのは、和也が死ぬところ。
 あんなにあっさりしているのは、気にくいません。特に、球場での達也と原田のシーン、これがないのは許せないですね。

「試合が終わったら・・・中村総合病院へくるように、南に・・・」
「試合が終わってからで、いいのか?」
「ああ」

 って、あのやりとりが必要でしょう。あそこで、みんな、「ああ、死んだのか」って覚るんじゃない。
 加えて、達也と南、それぞれ別々に悲しんでいることで、より一層悲しみが伝わってくるのに、あれじゃあね。

 そもそも、原田の設定が甘いし。やっぱり、無理がありましたよ、この映画。長澤まさみは可愛かったですけどね。



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Oct 02, 2006

交渉人 真下正義

交渉人 真下正義 完全に、『真下正義』に的を絞った映画ですね。
 アクション映画らしく、テンポ良く進むのも、あまり難しすぎないないようも、いいです。都市伝説系の所謂『謎』を使ってくるのも、ノンフィクションっぽく見せてくれて、これもまた良い。
 B級映画には違いないのですが、娯楽映画としてはなかなかオススメの映画です。ユースケ・サンタマリアがまじめな役をやっているのもなかなか笑えます(笑)



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Sep 25, 2006

ターミナル

ターミナル トム・ハンクス主演の映画。所謂ヒューマンドラマ系の映画です。
 まあ、なんというか。シナリオが無茶苦茶。無理を通しすぎで、意味不明です。話がサッパリ繋がらない個所が多数あります。映画さえ出来上がれば、なんでも良いんでしょうね。あんな悲惨なシナリオを映画化しようなんて思うんですから。
 キャサリン・ゼタ=ジョーンズに至っては、出てくる必要もなかったのではないでしょうか。結局、話を延ばすために、ロマンスの要素を入れなければいけなかったということでしょう。しかし、やっぱり必要はなかったといえるでしょうね。彼女が無理して手に入れたビザも、無意味だったわけですし。



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Sep 23, 2006

シムソンズ

シムソンズ 前から観たいと思っていた映画、シムソンズ。
 ソルトレークシティオリンピックに日本代表として出場した、女子カーリングチームをモデルとした同名の小説を映画化したものです。
 チーム結成当時を描いた作品なので、もちろん主人公達は高校生。監督は、ドラマ版『ウォーターボーイズ』の製作に加わった佐藤祐市監督。そういうこともあってか、ストーリーはセオリー通り。まず(1)「カーリングやる?」、次に(2)「チーム結成!」、(3)「チームの危機」、(4)「チーム再結成」。この四つを経て物語は最後に向かいます。
 シナリオは極めて無難で、そつがありません。展開もスピーディー。それでいて、物足りなさを感じさせないのは、監督の腕前なのでしょう。

 そうそう、この映画、大泉洋が出演しているのは知っていましたが、こんなに重要な役割だとは知りませんでした。洋ちゃん、加藤ローサとバリバリ共演じゃん(笑)
 加えて、森崎博之も出演してたのね。メチャクチャ北海道色の強い映画だったんですね。



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Aug 12, 2006

ゲド戦記を観てきました

ゲド戦記 さて、昨日ですがW.D氏と『ゲド戦記』を観てきました。
 平塚のシネコン、出来てからだいぶ立ちますが、実は今回初めて入りました。流石に綺麗ですねえ。

 で、ゲド戦記、あの南関東を襲った雷雨の直後の21時くらいに行ったので、時間帯や天候のせいでありましょうが、ガラガラでした。驚くほど。あれじゃあ、採算取れないんじゃなかろうか。
 中身は・・・まあ、ネットで展開されている批判は、それが正しいか否かは別として、なぜいわれているかは理解できました。
 宮崎吾朗監督、なんといっても初めての作品。経験がない中、物理的制限等を受けながら、この広大な作品を必至に表現しようとして、すべてが中途半端になってしまったということでしょう。漠然とですが、作品を観てその苦悩が想像できました。
 同情するくらいの批判のされ方は、ジブリ作品に対する期待が過度に高まりすぎたためかなと思います。確かに、全盛期の宮崎駿監督作品には、作画を除けば遠く及びません。しかし、並の映画よりは面白かったと思います。
 宮崎駿監督は、『風の谷のナウシカ』を作ったとき、既にかなりの下積みを積んでいます。プロなのだから言い訳は許されないといわれるかも知れませんが、そのレベルをいきなり要求するのは酷でしょう。

 まあ、決定的に失敗だったといえるのは、(1)主人公の変化(内面的なもの)を上手く表現できていなかったことと、(2)前振りだけして結論を出していないところがたくさんあったことの2つ。
 (1)については、ジブリ作品としては致命傷でしょうね。結論として、変化があったんだということはわかっても、その過程が飛んじゃってるんです。滑らかじゃない。
 (2)については、まあ、長いゲド戦記自体のちょうど真ん中当たりの話なので、投げっぱなしなのは致し方がないかなとは思います。しかし、ならば投げない方が良かったのでは、というものもありました。

 とまあ、ここまで書きましたが、下手な映画を観るくらいならこっちの方が良いと思いますよ。



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