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Aug 20, 2007

神奈川県の合併事情

市町村合併構想の素案まとめる/神奈川県
  〔神奈川新聞〕

 神奈川県が出した、素案本体を読みました。
 それによると、平塚市は湘南西圏に属し、秦野市と共に同圏の中心都市として連携、合併する方向で、ということだそうです。
 しかしねえ・・・。これって厳しいですね。この圏域を策定した理由がよく分からない。おそらく、この地域で広域連携が取られているのが伊勢原と秦野しかないこと、平塚は現在、ほとんど独立愚連隊状態で、振り分けに困ったこと、などが考えられます。まあ、おそらく、他の地域に振り分けづらいと思われる狭間の都市をすべて一緒くたにしたらこんな感じになったというところでしょう。
 平塚は、自前でほとんど何でもできてしまうため、他の市と連携する必要性に乏しく、現在、特に広域で連携していません。そういうこともあってか、平塚市民自体が「合併」に対してあまり積極的ではない気がします。しかし、これから先も、平塚市がこのまま単独でやっていけるかといえば、規模、財源等、少々無理がある気もします。やはり、合併は視野に入れるべきでしょう。

 では、いったいどの都市と合併を検討するべきか。平塚にとって、ある意味理想的であったのは、やはり湘南市構想でした。藤沢や茅ヶ崎などとの合併です。第一に、政令指定都市になれたことが挙げられますが、それ以外にも、湘南ブランド等による地域活性化なども挙げられるでしょう。しかし、これが実現した場合、おそらくは市の中心は藤沢に移行したことでしょう。その場合、平塚はいったいどうなったか。それについては検討する必要があります。
 まあ、実現しなかった構想からは離れて検討すると、茅ヶ崎とはまずない気がします。茅ヶ崎は藤沢と関係が深いですし、市民レベルでも、茅ヶ崎市民についてはよく分かりませんが、平塚市民が茅ヶ崎へ行くことは日常あまりないので、ほとんど交流がありません。行政レベルでも市民レベルでも交流がないのは厳しいといえます。

 今回の神奈川県の素案について考えれば、大磯、二宮についていえば、その市民性についてはだいぶ違いがありますが、そういうことを抜きにして市民レベルの交流があるといえば、少なくとも茅ヶ崎よりは盛んにあるといえます。高校も同じ学区ですから、親しみもあるでしょう。それに、以前から合併話が度々あがっている間柄でもあります。国道1号線や東海道線があるため、交通の便も極めて良好です。
 しかし、伊勢原、秦野は少々厳しい気がします。主要幹線道路が整備されていなくはないですが、それほど太いラインとはいえず、また、公共交通機関も充分に整備されているとはいえないため、南北の交流はそれほど盛んではありません。人の流れは素案にあるほどはないといえます。平塚、大磯、二宮は東海道線、秦野、伊勢原は小田急線で、まったく圏域が違うといえます。まあ、秦野はまだ土地が空いているので、平塚の会社が工場等を持ったりということは、今後あり得るとは思いますが。現状では、この二つを一緒くたにするのは、至難の業だといえるでしょう。完全に分離してしまう気がします。中井町に至っては、相当厳しいといえます。

 まあ、合併には実際、もっと複雑な問題がでてくるでしょうが。

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