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Nov 03, 2005

三笠宮さまが発言

三笠宮寛仁さま、女性天皇容認に疑問
  (読売新聞)

 私はどちらかというと慎重派なんですが、それはともかくやはり皇族から発言があったなあと。
 元から出来レースとして有名でしたからね、『皇室典範に関する有識者会議』自体が女性天皇容認論者で固めラれていると批判が多かったですし。
 そもそも、なぜ皇族が排除されているかが疑問ですよね。なんでも吉川弘之座長が「皇族に意見を求めるのは憲法違反」といったコメントをしているようですが。法科大学院生としては、ここに興味を惹かれます。引っかかるとしたら憲法4条1項の「天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない」あたりかなあと思ったのですが。でもこれは、天皇についてですし。それに、女性天皇についての議論が国政に関連しているかどうかも疑問です。とすると違うわけですが・・・。メンバーでもある佐藤先生が何かコメントしてくれないかなあ。
 さて、この三笠宮発言を受けて、議論がどういう方向へ向くのか、気になるところです。



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ニュース・コラム」カテゴリの記事

Comments

ダンナ曰く、
「天皇制廃止にしちゃえばいいんじゃないの?」
だそうな(^^;
必要性を感じない、税金で養う、といった点がダンナ的には疑問をみたいです。まぁ、正直天皇制なんかなくても外交している国はいくらでもありますからねぇ・・。
だんだんとこういった制度自体が時代錯誤な感じになってきてるんでしょうかね。

Posted by: しまりす | Nov 07, 2005 at 04:44 PM

考え方①
天皇は、国民の意思によって決定した法律を公布したり、国会を解散させたりするなど、国家行為の効力要件となるような人。故に、その立場について意見を言うことができるのは、国政に対して意見を述べることができる人に限るべきで、そもそも国政に参加することができない人間をその会議に呼ぶべきではない。国政に参加できないものの意見で国政の重要要件が決まることは、国民主権に反する。

考え方②
皇族は国民ではない。

考え方③
結局自分が天皇になりたいから言っているんじゃないの?と遠まわしに言っているだけ。

などなど。まあ、利害関係人は排除すべしという考えが、憲法論となんとなく結びついただけだとは思うのだが。

Posted by: 吉田 | Nov 08, 2005 at 02:07 AM

女性天皇容認で決まりでしょう。旧宮家復活案とか側室案などまず無理ですね。いくらなんでも受け入れ難い案です。
遺伝子云々の話も後からとってつけたような話だと思う。それに神武天皇の実在性という問題が前提として自明視されているような議論自体、徹底した議論ではないと思う。神話と科学が
混交したお話ではないでしょうか?天皇制の機能も位置付けも価値も時代によって大きく変わってきたと思いますね。部分的に復古的な要素を強調するのはどうかな。社会の動きに即した議論はおのずと決まってくると思います。お世継ぎ問題も実際現状では後がなく待ったなしでしょ。

Posted by: ひゅうまりん | Nov 08, 2005 at 03:56 PM

>しまりすさん

天皇制は歴史と伝統から成り立っているものなので、
一度廃止してしまうともう一度復活させることはできません。
性急に結論を出さなくても良いのではないかと思っています。
もちろん今回のことについても同様です。
天皇制廃止については、天皇がいなくなっても
大統領を置くことになるでしょうし、
お金の面は、そんなにかわんないのかなとも思います。
まあ、支出が少なくなるのは間違いないでしょうが、
日本の国家予算から考えれば、誤差程度でしょう。
逆に天皇には米大統領などにはない
歴史という名の権威があるのでその分マイナスになるのではないかと。
でも、実際のところよくわからないというのが正直なところです。
戦後の教育を受けている我々は、
天皇のことをほとんど知らないですからね。

私は「批判するならその対象をより知るべき」というのが持論で、
だから今回のケースもよく調べてから意見したいのですが、
如何せんそんな時間は取れないわけで(^^;
色々と難しいですねえ。


>吉田さん

(1)について
やっぱり、女性天皇の話は、
国政の重要案件になるんですか?
天皇の後継問題は反射的に
政治や経済に影響はあるでしょうが
直接的に政治に関連する事項なのでしょうか。

(3)について
確かに皇室典範では天皇になれそうですが、
直系に男子が二方おられますし、
現在の天皇の年齢等から考えて、
その可能性が著しく低い方や
女性を参加させるといったことは
まあ可能だったのではないかなと。

私はなんとなく、利害関係人以前に、
自分の意見に反対しそうな人間を排除した
という風に思えてしまうのですが。
まあ、政治家がよくやる手ではありますが。


>ひゅうまりんさん

小泉さんの政治にはよくあることですが、
よく議論をしないうちに自分に良いように
政治を進めようという傾向があります。
今回もそのような感じを受けています。
最終的な結論がどのようになるとしても、
きちんとした議論の末に結論を出すべきだと思います。
後継問題はまだ当分逼迫した局面にはなりませんし、
もう少し議論すべきではないかと。
少なくとも、国民のほとんどはこの問題について
結論を出すほど熟していません。

Posted by: みやっち | Nov 10, 2005 at 12:58 AM

>みやっちさん
必ずしも「小泉政治」の舞台回しの道具ではないと思いますよ。おそらく国民は結局この問題を論ずるにあたって熟することはないのではと思います。天皇制はある意味で不在の王権といいますか、戦後社会において顕示的に存在することが許されない聖域として機能するからこそ意味があるのであって、今上天皇はこのことをよく熟知しておられるからこそ、「よき家庭のよき父親」としての役割を見事に演じておられるのだと思います。多くの国民はそのことをわかっているのだと思います。女の子が一人っ子として存在する場合、これを暖かく見守ってあげたいという心理、これはこうした「よき家庭」というイメージと合致したものです。「女性天皇」容認論を支持する国民はおそらく多数を占めると思いますね。

側室論が受け入れ難いのはいうまでもありません。それでは「国民の象徴」になりません。むしろ逆効果です。血統の存続性ゆえに養子を是とする意見も時代に逆行していると思います。少子化がすすむ社会状況にあって夫婦別姓といった形で男女両性の平等を個人単位で認めていくべきではないかと思います。こうした社会の動きと適合する選択をした方が国民に受け入れられる象徴としてのあり方にふさわしいと思います。さもなくば、たぶん困難だと思いますが、国家体制における現在の「国民の象徴」としての天皇制の地位を廃止して私人として家元のような形で後継者を選ぶようにしたらいいのではと思います(千年の歴史をもつ雅楽の東儀家や陰陽家の安陪清明の御子孫の土御門家のように)。宮家復活も時代錯誤という点で同様です。あくまで遺伝子にこだわるなら、江戸時代に天皇家の男系血筋を受け継いだ旧5摂関家のうちの2家や旧宮家の方々が皇配殿下として婚姻されることで結果として「男系遺伝子」が受け継がれるという選択もあるかもしれませんが。

きちんとした議論は確かに大切ですが、男系論者の議論ははなはだ疑問です。国民は「神武天皇のXY遺伝子の継承」とかいった擬似科学めいたことなどまともに考えていないと思います。それでいいと思います。男系論は装いを変えた一種の皇国史観のようにも思えますが。

後継問題は逼迫してるという見方もできるのではないでしょうか?現政権も宮内庁も皇族も憂慮していると思います。年齢の問題もあるのでは。ある程度の年齢より「将来の立場・地位」を自覚していくことで精神的な成長も可能なのではないかと思います。さもないと、皇太子妃殿下についても偲ばれることですが、個人に制度全体の重みや「歴史」の重圧を負わせることになり、たいへん過酷なものとなるのではないかと思います。この問題につき議論している人はおそらくいつまでも先送りできない問題としてクリティカルに認識されていると思いますよ。

以上は個人の「意見」に過ぎないのですが、今上天皇は「国民と共に歩む皇室」のあり方を心にかけておられるように思われ、私個人はこのことゆえに今上天皇に尊敬の念をかねて抱いております。おのずと方向性は見えていると思っていますね。

Posted by: ひゅうまりん | Nov 10, 2005 at 02:11 AM

>ひゅうまりんさん

小泉首相が少なくとも、自分の都合の良いように
事を運ぼうとしているのはほぼ間違いはないでしょう。
それが、彼の利益になることなのか、
彼の後ろについている者にとって利益に
なることなのかなどの裏事情はよく知りませんが。

私が思うのは、この件に関して一体どれだけの人間が
自分の頭で考えて支持不支持を出しているのか
疑問であるということです。
ひゅうまりんさんはこの件に関して
少なくとも考えるだけの情報をもっており、
自分で考え、意見をもっておられるようですが、
「なんとなく」という人は少なくないのではないでしょうか。
確かに、国民全体がこのことに対して意見を持つということは
あり得ないでしょうが、現状は必要以上に情報を与えず、
国民の知らないところで話を
終わらせようとしているように思います。
私は、国はもっと国民一人一人が物事を
考えるように仕向けるべきであるし、
国民は政府の方針に対してもっと
意見を言うべきだと思っています。

「男系論者の議論ははなはだ疑問です」とのことですが、
ならば論理立てて批判するのが良いのではないでしょうか。
両論者の意見をみて、国民はどちらを支持すべきかを
考えるのだと思います。まさにこれが私のいう議論です。

では、各論ですが、側室案は私も受け入れられないと考えます。
少なくとも世情から乖離しすぎで、国民から尊敬など得られません。
養子については私は容認します。
時代には確かに逆行しているかも知れませんが、
現代においても少なからずあることですし、
今回の件もそもそもが天皇家存続が第一命題であるのだから、
趣旨にも合致するでしょう。まあ、最後の手段となるでしょうが。
男女平等については、そもそも天皇制自体がこの例外ですし、
世情と乖離しすぎない程度に考慮する必要はあるでしょうが、
強く考慮する事項ではないと考えます。
天皇制廃止については別問題であるので回答を留保します。

後継問題の逼迫についてですが、
確かに悠長にしている時間はないでしょうが
まだ結論を出すほど逼迫はしていないと思います。
少なくとも2代先の話です。1年2年待てないほど
急がなければならない事ではないでしょう。
確かに帝王学については問題が残るでしょうが、
皇太孫候補はまだ小さいのですから、
どういう結論になるにしても対応できるような教育を
することも可能なはずです。

Posted by: みやっち | Nov 17, 2005 at 01:25 AM

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